「マイホームを持ちたい!」と考えても、マイホームを持つ方法には大きく分けて、これら3つの方法があるのです。
でも住宅を購入するご家庭は、ほとんどが初めての経験。しかも一生に一度しか経験しないことも多いので、
そんなご家庭のために、建売住宅・注文住宅・マンションのメリット・デメリットについて分かりやすく解説してみました。
ぜひ記事を参考にして、どのタイプの住宅を購入するのか判断材料にしてみてくださいね。
建売住宅のメリット・デメリット!
すべてがセットで販売されており、多くのご家庭で購入できる手頃な価格のものが多くなっています。
ここでは建売住宅のメリット・デメリットについてお伝えしていきましょう!
建売住宅のメリット
①手頃な金額で住宅が購入できる
②すでに建てられた住宅をみて購入ができる
③住宅ローンが組みやすく生活設計もしやすい
建売住宅は、不動産販売会社が利便性などを考えて、一番売れる価格帯で販売しています。
購入するご家庭も、実際に物件をみて利便性などを確認して購入できますので、安心できる住宅の購入方法であると言えるのではないでしょうか。
中には間取りや設備などを一部変更することができるものもあり、今後のライフスタイルを見つめながら検討することも可能です。
土地と建物がセットになっていますので、銀行の住宅ローンも組みやすく、低金利で借りることができます。
建売住宅のデメリット
①間取りや設備、部材を自由に変更できないことが多い
②周りの住宅と似ており個性を出すことができない
③隣地との間隔が狭くなってしまうことが多い
すでに住宅が出来上がって販売されているものも多いので、間取りや設備などをまったく変更できないというものも少なくありません。
また特定の区画に住宅が建てられている場合、似たような住宅がいくつも建てられることになります。
さらにぎりぎりの立地で建設することが多いので、隣との間隔がとても狭いことが少なくありません。
そのため音などに配慮した生活が必要となるでしょう。
注文住宅のメリット・デメリット!
土地探しから相談できる不動産会社もありますが、多くは建物の施工会社が土地を用意しています。設備や使いたい部材など、自身のこだわりを反映させることも可能です。
ここでは注文住宅のメリット・デメリットについてお伝えしていきましょう!
注文住宅のメリット
①建物の間取りや設備、部材、内装など希望通りにできる
②予算の範囲内で自由な住宅を建てることができる
③建築現場を確認することができる
もちろん法律面や技術面での限界はありますが、ライススタイルに応じたこだわりの住宅を建てることが可能です。
最初に予算を決定しておけば、その予算の範囲内で設備や部材、内装などを決めることができます。
また施工が始まれば、建築現場を確認することもできますから、出来上がっていく喜びと同時に、工事をしっかりとチェックすることもできるのです。
注文住宅のデメリット
①見積りや設計にある程度の時間が必要になる
②追加費用が発生しやすく予算を超えてしまうことも多い
③通常の住宅ローンよりも割高になることがある
注文住宅の場合、どのようなライフスタイルやこだわりの住宅を考えているか、といったところからスタートします。
また間取りや設備が変更になることによって追加費用が発生してしまうこともあり、予算のことは常に念頭においておかねばなりません。
土地を先に購入して注文住宅を建てる場合、通常の住宅ローンが組めない場合もありますので、割高なローンを組まざるを得ない可能性もあります。
マンションのメリットデメリット!
ンションにするか、一戸建てにするか、悩んでいるご家庭も多いでしょう。
マンションは一戸建てに比べると手狭のように感じるかもしれませんが、フラットな作りなので移動がラク、高齢者などには住みやすいと言えるでしょう。
またエントランスなどの共用部分については、管理会社が清掃等を請け負ってますので、常に綺麗に管理されています。オートロックになっていることも多いので、セキュリティ面でも安心です。
ここではマンション購入のメリット・デメリットについてお伝えしていきましょう!
マンションのメリット
①共用部分は管理会社が管理するのでわずらわしさが少ない
②オートロックのマンションが多くセキュリティ強化がなされている
③フラットで住みやすい
このようなわずらわしさが少ないのはマンションの特徴です。
近年ではオートロック完備のマンションが多いので、セキュリティ面でも安心です。不審者からある程度、生活を守ることができるでしょう。
マンションは何よりもフラットなので移動しやすく、高齢者や小さな子供などが住むには適しています。
マンションのデメリット
①上階や隣からの音のトラブルが発生しやすい
②近所づきあいが希薄になりがち
③管理費や修繕積立金に費用が必要になる
小さな子供がいる場合には、隣人に対して気を配らねばならないことがストレスになってしまうかもしれません。
マンションはひとつのコミュニティではありますが、隣人と顔を合わせる機会が意外と少なく、近所づきあいが希薄になる傾向にあります。
マンションは手頃な金額で購入できますが、購入費用のほかにも管理費や修繕積立金が必要になります。またマンション内の駐車場や駐輪場に費用が必要となる場合もあります。
まとめ
大事なのは、どのくらいの予算で、どのようなライフスタイルを望んでいて、どのような場所で生活したいかなど、しっかりと希望を明確にするということです。
住宅を購入するご家庭は、ほとんどが初めての経験ですよね。
ぜひ記事をしっかりと読み返して、住宅購入の判断材料にしてみてくださいね。