家族に適した住宅を選ぶには、メリットとデメリットをしっかり把握しておくことが大事です。
それらを比較することによって、一番メリットを受けることができる物件を選ぶといいでしょう。
ここでは新築、中古、中古リノベーションの持っているメリット・デメリットを、分かりやすく3つにまとめてみました。
新築住宅のメリット・デメリット!
新しい家って、住み心地がよさそうですよね!
新しいスタートを切るには、とてもいい買い物になるのではないでしょうか。
ここでは新築住宅のメリット・デメリットについてお伝えしていきましょう!
新築住宅のメリット
②省エネ設計になっており経済的に優しい
③耐震基準などが最新で安全面において安心
新築住宅を購入した場合、特に設備を最新のものを利用することができます。
使い勝手がいいのに加えて、省エネ設計になっているなど、利便性の高いものが導入されていることも多いでしょう。
また耐震基準については最新のものになっていますから、近年の自然災害を考えるととても安心ではないでしょうか。
新築住宅のデメリット
②自分の住みたい場所で物件が見つけられない可能性がある
③家が建ってみるまで住み心地などは分からない
新築住宅は、すべて新しい設備や素材になっていますから、それだけ価格が高くなってしまいます。
同じ地域に中古物件で同程度の広さの物件を探してみると、場合によっては1000万円以上の差がつくような物件も珍しいことではありません。
また本当に自分の住みたい地域に、物件が見つからないということもあるでしょう。商業地や利便性の高い場所であれば、すでに住宅が建ってしまっているからです。
さらに新築住宅の場合、まだ建築されていないということも多くあることから、住宅を見て購入を決めることが出来ない場合もあります。
中古住宅のメリット・デメリット!
新築住宅よりもかなり安く購入することができ、設備などもしっかりと備えられているものも多いので、費用負担が少なく済むために人気となっています。
ここでは中古住宅のメリット・デメリットについてお伝えしていきましょう!
中古住宅のメリット
②建物をしっかりと見てから購入することができる
③設備が付いている物件も多いので負担が少なくなる
一般的には住宅は20年経過すると、住宅の価格はゼロになると言われます。
つまり築20年以上の物件を選ぶのであれば、土地代だけで中古住宅を購入できることになります。
しかも中古物件はかなり選択肢が多いので、自分が住みたい地域にも住宅を見つけることができるでしょう。
気になる物件を見つけた場合には、すぐに住宅の見学に伺うことができます。
自分のライフスタイルにあっている物件なのかどうかについて、しっかりと確認したのちに購入することができます。
また中古物件には、設備がそのまま残されていることが珍しくありません。
中古住宅のデメリット
②地域を限定すれば選択肢が少なくなることも
③耐震基準が満たされていない物件には注意が必要
そのため安く購入したとしても、長い期間で見れば、むしろ割高となってしまうこともあるのです。
地域によっては中古住宅が出にくい場所もあります。
人気の小学校があるようなエリアであれば、なかなか思うような中古住宅を見つけられないということがあるかもしれません。
また古い物件の場合であれば、耐震基準が最新のものではないことがあります。
現在の耐震基準が採用されたのが1981年。
これ以前に建てられた住宅であれば、震度6~7程度に耐えられる構造になっていない可能性があります。
注意が必要ですね!
中古リノベーションのメリットデメリット!
古い古民家が持っている雰囲気を大切にしながら、新しい設備を導入することができますので、利便性と癒しを同時に求めることができるのです。
ここでは中古リノベーションのメリット・デメリットについてお伝えしていきましょう!
中古リノベーションのメリット
②ライフスタイルにあわせた設計をデザインすることができる
③低コストで新築同様の住宅に住むことができる
建て替えを推奨されるような中古物件であっても、その住宅に残された良さを残しながら、リノベーションに取り組むことができます。
壁や設備を修繕できるだけではなく、間取りなども変更できますので、ライフスタイルにあわせて設計することができます。
見た目は新築同然にもかかわらず、新築住宅よりもはるかに低コストになることも珍しいことではありません。
中古リノベーションのデメリット
②間取りが変更できないこともある
③コスト面において割高になってしまうことがある
特に基礎や骨格だけを残してフルリノベーションするような場合であれば、中古住宅を探すところからスタートするのであれば、1年以上の期間を費やすことになることもあります。
新築同然にすることができるとはいえ、耐震性の問題などから、壁を取り払うことができず、間取りの変更が出来ない可能性もあります。
また耐震性の補強をしなければならないような場合もあり、工事を進める中で追加費用が必要になるケースもあります。
まとめ
これから住宅を購入したい!という方であれば、しっかり把握してどのような住宅にするのか決めていけばいいでしょう。
住宅に何を求めるのか、コストなのか、場所なのか、利便性なのか、最新設備なのか、そのあたりを明確にすればおのずと答えは出てくるのではないでしょうか。